職場で浮かないためのTPO講座|空気を読む力は「場面を見る力」
「職場での人との距離感がよく分からない」
「どこまでがOKで、どこからがNGなの?」
「自分では普通にしているつもりなのに、周りと合わないことがある」
仕事をするうえでは、こうした「場面に合わせた振る舞い」も大切になります。
今回は、「職場で浮かないためのTPO講座」をテーマに、実際の職場で起こりそうな場面を題材にしながら、TPOについて考えるプログラムを行いました。
そもそもTPOとは?
TPOとは、
- Time(時間)
- Place(場所)
- Occasion(場面)
の頭文字を取った言葉です。
簡単に言えば、「その場に合った行動を選ぶこと」。
例えば、友人と過ごしているときと職場では、同じ自分でも求められる振る舞いが違います。
友人には気軽な言葉遣いでも、上司や取引先には丁寧な言葉遣いが必要になることがあります。
休憩時間ならリラックスしていても、仕事中は仕事に集中することが求められます。
このように、「今はどんな場面なのか?」を考えて行動することがTPOにつながります。
📞見学・体験できます。まずはお問い合わせください。
ティオ鹿児島中央
TEL:099-272-9777
「空気を読む」とは、相手の顔色を見ることではない
「空気を読むのが苦手」という言葉を聞くことがあります。
しかし、空気を読むことは、ずっと周囲の顔色をうかがうことではありません。
例えば、
「今、周りは仕事に集中している」
「相手は忙しそうだ」
「ここでは仕事の話をする場面だ」
「今は休憩時間だから雑談しても問題なさそうだ」
など、周囲の状況から「今はどういう場面なのか」を判断することも、空気を読む力の一つです。
そして、その状況に合わせて自分の行動を選びます。
プログラムでは「○・△・×」で考えてみました
今回の講座では、ただTPOについて説明するだけではなく、実際の職場でありそうな場面を使って考えてもらいました。
例えば、
「上司から仕事を頼まれて『了解っす!』と返事をする」
これはどうでしょう?
絶対に間違いとは言い切れないかもしれません。
職場の雰囲気や相手との関係によっては、そこまで問題にならない場合もあります。
一方で、相手によっては「少しくだけすぎている」と感じる可能性もあります。
そこで今回は、答えを「○・△・×」の3つから選び、
「なぜそう思ったのか?」
まで考えてもらいました。
TPOには、すべての場面に当てはまる一つの正解があるわけではありません。
だからこそ、状況を考えることが重要です。
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「親しさ」と「馴れ馴れしさ」は違う
職場で人間関係を築くうえで、もう一つ大切なのが「距離感」です。
同僚や先輩と仲良くなることは、決して悪いことではありません。
むしろ、良好な人間関係を築くことは働きやすさにもつながります。
ただし、
「仲良くなったから、何をしても大丈夫」
とは限りません。
親しさとは、相手を尊重しながら自然に距離が縮まっていくこと。
一方で、馴れ馴れしさは、自分の判断だけで相手との距離を縮めてしまうことです。
例えば、
- 仲良くなったから急にタメ口になる
- 相手のプライベートを必要以上に聞く
- 相手が嫌がっているのに冗談を続ける
- 「仲良いからいいじゃん」と考える
こうした行動は、本人に悪気がなくても、相手からすると「距離が近すぎる」と感じることがあります。
「自分では普通」と「職場で適切」は違う
今回の講座で大切にしたのが、この視点です。
自分にとっては普通の行動でも、職場では違った受け取られ方をすることがあります。
例えば、
「仕事が終わったからスマホを見る」
「仲良くなったからタメ口で話す」
「思ったことをそのまま伝える」
こうした行動も、状況によっては問題になることがあります。
だからこそ、
「自分はどうしたいか」だけではなく、「今この場面ではどうするのが適切か?」
と考えることが大切です。
こんなときは「3つ」を考えてみよう
職場で「これって大丈夫かな?」と迷ったときには、次の3つを考えてみます。
① 今はどんな場面?
仕事中なのか、休憩中なのか。
会議中なのか、雑談の時間なのか。
② 相手は誰?
友人なのか、同僚なのか、上司なのか、取引先なのか。
③ 周りから見たらどう見える?
自分にとっては普通でも、周囲から見たらどう見えるのか。
この3つを考えるだけでも、行動を選ぶときのヒントになります。
TPOを身につけることは「自分らしさ」をなくすことではない
「職場では常に周りに合わせないといけない」と考える必要はありません。
大切なのは、その場に合わせて自分の行動を選べることです。
友人とは気軽に話す。
職場では相手に合わせた言葉遣いをする。
休憩中はリラックスする。
仕事が始まれば仕事に切り替える。
こうした切り替えができることも、働き続けるための大切な力です。
就職してから困らないために
就職活動では、履歴書や面接、仕事のスキルなどに目が向きがちです。
しかし、実際に働き始めると、
「職場の人とどう関わるか」
「どのくらいの距離感で接するか」
「今は何をする時間なのか」
といった部分も重要になります。
TPOを意識することは、単に「マナーを守る」ということではありません。
周囲の状況を見て、自分の行動を選ぶ力。
それは、職場で人間関係を築き、長く働き続けるためにも役立つ力です。
📞ティオ鹿児島中央では、就職することだけをゴールにするのではなく、就職後も長く働き続けるための準備として、コミュニケーションやビジネスマナー、職場での対応についても実践的に学んでいます。
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