「できない」「言えない」を「安心」に変える場所。8/1ティオ大運動会に向けて、プログラムを実施しました!

みなさん、こんにちは!就労移行支援事業所ティオ鹿児島中央の支援員です。
ティオ鹿児島中央
TEL:099-272-9777
いよいよ本格的な夏がやってきましたね。
体調を崩しやすい季節ですが、ティオの利用者のみなさんは、それぞれの目標に向かって毎日一歩ずつ進んでいます。
さて、ティオでは8月1日(土)に、みなさんが楽しみにしている一大イベント【ティオ大運動会】を開催します!
本番に向けて、先日、丸一日(計4コマ)をかけて大運動会の「事前準備プログラム」を行いました。
今回は、その活気あふれる準備の様子と、プログラムを通じて利用者のみなさんがどのようにコミュニケーションの力を育まれているか、支援員の視点からお届けします。
1日かけてじっくり取り組んだ「4コマ」の準備
今回の事前準備は、ただ作業をする時間ではありません。
メンバー同士で意見を出し合い、形にしていく「チームワーク」を学ぶ大切なプログラムです。
- 1コマ目:案出し(ブレインストーミング)
まずは「どんな運動会にしたいか」「どんな種目ならみんなが楽しめるか」を自由に話し合いました。
「体を動かすのが苦手な人も楽しめるものがいい」「室内でできる工夫は?」
など、たくさんのアイデアが飛び交いました。 - 2コマ目:選定(合意形成)
出されたたくさんの案の中から、時間やスペース、ルールを踏まえて実際の種目を絞り込んでいきます。
自分の意見を通すだけでなく、周りの意見にも耳を傾ける「大人の話し合い」が行われました。 - 3〜4コマ目:手指作業(制作・準備)
種目が決まったら、後半の2コマは一気に制作時間です!
看板作りや点数表、競技で使う小道具など、手先を使った細かな作業を分担して進めました。
「本当は言いたいけれど、言えない……」に気づくこと
このようなグループワークのとき、実は多くの方が心の中で「ある不安」を抱えています。
- 「自分の意見を言って、否定されたらどうしよう」
- 「みんなが盛り上がっているけれど、自分は作業のスピードについていけない」
- 「手先が不器用だから、この作業は苦手だな……」
相手を気遣うばかりに、あるいは過去の失敗がトラウマになっていて、自分の「困りごと」や「本音」をうまく言葉にできない方はとても多いのです。
私たち支援員は、プログラム中にみなさんの表情や手元の動き、視線をじっと見守っています。
「いつもより少し視線が下を向いているな」
「ペンを持ったまま、手が止まっているな」
そんな小さな変化を見逃しません。
少し賑やかな教室から離れ、個別に「いま、何か気になっていることはありますか?」と、そっと声をかけさせていただきます。
ある利用者さんは、個別にお話しした際、「本当は別の作業がしたいけれど、もう役割が決まってしまって言い出せなかった」と打ち明けてくださいました。
誰にも言えず、一人で抱え込んでいたのですね。
悩みを抱え続けることは非常に大きな負担がかかります。
悩みや困りを話すだけでも、気持ちを表現してみると、他者に理解して認めてもらえる。助けてもらえる。
社会や職場はそんな甘くないよ、もっと厳しく教えないとダメだ。と感じる方もいるかと思いますが、
私たち就労移行支援事業所では、ひとりひとりの人生がより輝くため、支援を行っています。
就労移行支援を離れ、社会に出た時にも仕事の悩みを相談して自分の支えとなってくれる、「ティオがあるから大丈夫」とお守りのようにそっとあなたを支えていくのです。
支援員が間に入るから、安心して一歩を踏み出せる
困りごとや悩みが分かったら、次はそれを「どうやって相手に伝えるか」の練習です。
ティオの支援員は、ただ問題を代わりに解決するのではなく、みなさんが「適切なコミュニケーションスキル」を身につけられるよう、サポートや仲介(あいだに入ること)を行います。
先ほどの利用者さんには、このように提案しました。
「いきなり『交代して』と言うのはハードルが高いですよね。まずは『私もその作業を少し手伝ってもいいですか?』と聞いてみるのはどうでしょう。私が一緒に隣にいますから、一緒に声をかけてみましょう!」
支援員が隣で見守り、必要に応じて言葉を補うことで、利用者さんは安心して「手伝ってもいいですか?」と周りに伝えることができました。
周囲のメンバーも「ぜひお願い!」と笑顔で快諾。
「言っても大丈夫だった」「優しく受け入れてもらえた」という成功体験が、その方の大きな自信へとつながりました。
コミュニケーションは、最初から完璧にできる必要はありません。
失敗しても、言葉に詰まっても、間に入って支える支援員が必ずそばにいます。
だからこそ、ティオの中では安心して失敗し、安心して新しい話し方にチャレンジできるのです。
8月1日、いよいよ本番です!
4コマのプログラムを終えた教室には、みんなで協力して作った素敵な大道具や、温かい達成感が満ちていました。
最初は緊張していた表情が、終わりを迎える頃にはパッと明るい笑顔に変わっていたのがとても印象的です。
準備を通して、メンバー同士の絆もぐっと深まりました。
お互いの苦手なところを補い合い、得意なところで助け合う。そんな素敵なコミュニケーションの土台が、この4コマでしっかりと築かれました。
8月1日の【ティオ大運動会】は、いよいよ本番です!
みんなで一生懸命準備した成果がどのように花開くのか、今から本当に楽しみです。
当日の盛り上がりの様子も、またブログでご報告しますね。

ティオで一緒に「安心」から始めませんか?
「人と話すのが苦手」「職場でうまく自分の気持ちを伝えられるか不安」という方へ。
ティオでは、あなたの「言えない困りごと」に寄り添い、一歩ずつ前に進むお手伝いをしています。
一人で悩まず、まずは見学や体験から、私たちの雰囲気を肌で感じてみてください。スタッフ一同、いつでもあなたをお待ちしています!
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